それはいかんでしょう...

　
大晦日の夜の事でした。紅白が終わって
年が明けて、近所の植田八幡さんに初詣に出かけました。
　
お宮さまだし、新年だし、そこの八幡さまでは
表参道の入り口にも裏の出口にも"犬お断り"の札が立ってるので
メグとエヴァはお留守番で、僕と家内の２人で出かけました。
息子は八事山興正寺に除夜の鐘を突きに...。
　
お参りの長蛇の列は参道の外にまで伸びてたんですけど
僕らのすぐ後ろに真っ白な中型犬を連れた三十路半ばの男性がきて
聞かれもしないのに周りの人達に連れてるわんこの自慢を始めました。
　
曰く、如何にこのピレネー犬という犬種が優秀で由緒正しいか。
連れてるわんこが如何に賢くて節度をわきまえているか...などなど...。
他にわんこを連れてる人なんか誰もいないって事に気付きもしません。
　
やがて参道の入り口まで進んで鳥居の前にきました。
並んで自慢話を聞きながら、どうすんだろうなぁって思ってたんですが
そのまんまわんこを連れて鳥居をくぐっていこうとするではありませんか。
　
振り返って眼を見てはっきりと言ってあげました。
"わんちゃん連れては入れないですよ"と...
　
すごく頭の悪そうな感じの人でした。
一瞬、何を言われてるのかぜんぜん解ってない感じでしたが
もう一度、立て札を指さして言ってあげたら、ようやっと理解できたみたいで
"じゃあ、帰ろうかぁ〜"なんてわんこと話しながら帰っていきました。
　
なにはともあれ、宮司さんに見つからなくて良かった良かった...。
とてもはっきりと厳しく言われる方ですから... ^^;)/