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鳶
 
鳶
 
うちの若い子達です。
愛知万博でもグローバルループ他あちこちで活躍してくれた子達です。
いま愛知県内の某所で鉄骨建て方の真っ最中です。
どうですか?格好いいでしょ・・ ^^)/
 
建設現場で高所作業をする時には
腰ベルトに付けた命綱(安全帯)の使用が義務づけられてます。
特に鉄骨建て方や足場の組み立て解体などの危険作業の時には
2本の命綱を使うように指導されてます。
 
移動の為にAの綱を外さなくてはいけない時には
先にBの綱を先方に掛けてからAの綱を外すように・・
こうする事で掛け替える時の空白をなくすようにしています。
 
この子達が着装しているのは通常の腰だけのベルトではなくて
フルハーネス式といって全身で落下時の加重を受け止めるタイプです。
 
腰だけで加重を受け止めるタイプだと
立っていたところから落ちてロープが効いて止まろうとするときに
腹部だけに加重がかかるので加重が大きすぎると内蔵に損傷が出る為に
ロープの長さに限りがあります。
 
また、右か左かに支点があるので横向きになってしまいますので
不必要な回転が生じてに振られて他の物に当たってしまう危険もあります。
 
これと比較して背中の中央に取り付けた綱で
全身で加重を受け止めるフルハーネス式だと、ぶら下がっても真っ直ぐの姿勢ですし
もっと大きな加重にも身体が耐えられるのでロープを長くできます。
ロープを長くできるという事は作業半径が拡がるという事で
作業の効率も良くなります。
 
上の画像の右の男の子の背中をご覧ください。
ハーネスと綱の間に黄色いマークの付いた黒いゴムの部品があります。
これはアブソーバーといって堅いゴムの中に命綱が畳まれて格納されています。
落ちた時にゴムが破れて畳まれていた綱が開く事で最初の衝撃を吸収します。
 
20年ほど前に登山用のハーネスを導入しようとしたんですが
いまいち建設現場に合わなくて断念したんですけど、その後しばらくして
建設現場で使えるものが商品化されたので真っ先に導入しました。
 
最初の頃は股が擦れるとか、夏場は暑いとか文句たらたらでしたけど
いまでは進んで使ってくれるようになりました・・♪
 
 
この子達は僕の大切な宝物です。
だから、毎日、気持ちよく作業できるようにしてやりたい。
だからこそ、毎日、ちゃんと待ってる人達のところへ帰してやりたい。
 
永年の夢が実現して定着しているのを目の当たりにするのは
ずいぶんと嬉しく、また、誇らしいものですね・・ ^^)/
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いつろうのプロフィール
HN:
いつろう
性別:
男性
自己紹介:
 
牡羊座、B型
六白金星、身長183cm
スポーツ関係は左利きです
愛車はVWゴルフGTI改
愛機はMacBookPro
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