黒染め

　
梅雨の日曜日・・
愛用の Titleist Vokeyのウェッジを黒染めしてやりました。
薬剤で酸化鉄の皮膜を作ってやることで、自然酸化を防ごうというのが狙いです。
　
Yahoo!オークションで見つけた京都のモデルガン屋さんの
お試しキットを購入して、こないだ削りなおしたウェッジを３本染めてみました。
　
G.Smith.S
　
下の画像の左のボトルは錆び落としと調整剤です。
これを表面に塗ってサビを落として脱脂した後、手前のナイロン研磨材で
表面を磨いてつるつるにしてやります。
　
その後、きれいに洗い流して、表面の水分を完全に飛ばした後
右の青いボトルの黒染め液を表面に塗ります。すぐに色が変わりますので
ムラにならないように素早く塗っていきます。ある程度色が変わったら
水洗いしながらナイロン研磨材で表面を整えます。これを数回繰り返します。
　
良い感じになったら、最後は研磨処理をせずにきれいに水洗いして
１時間ほど放置した後、真ん中の黄色い仕上げ剤を全体に塗って終わりです。
　
錆び落としは酸性なのに対して、黒染め剤はアルカリ性
どちらも弱くはありませんので、作業の中で念入りな水洗いが必要です。
また、衣服や皮膚、眼などには良くありませんので十分に注意が必要です。
　

その後のドライバー

　
愛用の TaylorMadeの、r7 Quad TP
三菱レーヨンのバサラ・ホーク（Ｒ）にリシャフトして
いちどコースに出てから、練習場で細かいセッティングしてます。
　
軽量シャフトなんですけど、２６インチの長さなので
どうしてもスウィング・バランスが重くなってしまってます。
標準で装着されているウェイトは、４カ所の合計で２４ｇくらいなんですが
この重さの中で設定を変えても、ヘッドが重く感じられて振りにくかったので
うんと総重量を落としてみました。
　
いまは、いろいろ試行錯誤した結果
フェイス側のトゥ（画像いちばん上）が２ｇ、ヒール（画像いちばん左）が８ｇ
お尻のふたつが、どちらも２ｇという設定になりました。
　
慣性モーメントの原理では、トゥ側が重いとスライスが出る。
僕はスライスが出やすいので、いつもヒール側を重く設定しています。
　
フェイス側とお尻側では、お尻が重いと高弾道の球になります。
僕は球が上がって吹け上がり気味なので、９°のロフト角のヘッドを選んで
その上で、更に、お尻側を軽く設定しています。
　
この設定で、クラブの総重量が約３００ｇ、ウェイトバランスはＤ３弱です。
下の画像のようなケースに入った数種類のウェイトを組み合わせます。
　
Quad

サビトリ液

　
愛用の Titleist Vokeyのウェッジ・・
ソール面はぺーバーで綺麗にしましたけど
フェース面を削る訳にはいかないので、薬を使いました。
とても強力なサビトリ液です。ホームセンターで売ってます。
　
成分は、りん酸、ｐＨ地が１．５・・
表面に塗布して、１５分ほど放置してから
焦げた鍋洗いなどで使うステンレスたわしを使って流してやると
赤さびも汚れもきれいに落ちます
　

　
酸性なので、洗い流しが不十分だと、良くありません。
仕上げに中性洗剤などを用いてやってください。
　
ただ、せっかくきれいにした後でも、所詮は軟鉄のかたまりなので
空気中の水分にも反応して、すぐに酸化（錆び）が始まります。
　
銃器に用いられているようなガンブルー処理とかオイルカン処理で
表面を人工的に酸化させて皮膜を作ってやると
自然酸化を遅らす事が出来ます。
　
ガンブルー処理
　

もう少し削ってみました

　
愛用の Titleist Vokeyのウェッジ・・
いままではソールに元からの底辺がありましたが
それもなだらかに削って、柔らかな曲面に仕上げてみました。
　
使う道具は単純です。
下の画像で斜めに横たわっている大きな金ヤスリで
荒く削って曲面を作っておいて、粗い #100の布ヤスリで平してやって
それから、少し細かい #180の布ヤスリで平してやって・・
徐々に金属面を滑らかにしていきます・・♪
　
ついでに、錆びて赤茶けてたのや、はげちゃった黒染めとかも
布ペーパーでこすって、きれいな地金にしてやりました。
　

アプローチ再編成

　
新しいアイアンで、本数を３本減らせた効果は大きいです。
実はゴルフでは、クラブは全部で１４本までというルールがあります。
　
ドライバーと#3のFWで２本、アイアンセットで６本
パターで１本を必須として、２＋６＋１＝９本、残りが５本・・
そのうち２本を、従来の52°と58°のウェッジで使うとして、残りは３本・・
この３本の割り振りは難しいなと思いますね・・
　
手持ちのウエッジは、３本ともソール（接地面）をヤスリで削って
ヘッドの抜けを良くして、フェースを開きやすいように改造してあるんですけど
62°くらいまで開くようになってて、真上にふわっと上がって止まるロブショットを
打つ為に 60°を入れるのか・・？
　
Pの下の距離を確実なものにする為に 48°を入れるのか・・？
それともラフから飛距離を出したい時の為にユーティリティとか入れるのか・・？

ちなみに、せっかく手に入れたアイアンセットですが
もう生産も中止してますし、僕はレフティ（左利き）なので
他の番手のクラブは、中古ショップにもオークションにも出てきません。
入手は絶望的だと思っています。
　
汚くてわかりにくいですけど、左から 52°、58°、60°です。
すべて軟鉄製で塗装もありませんので、錆びるに任せています。
でも、とても打感が柔らかくて打ちやすいんです・・♪

TaylorMade rac CGB Iron

　
Callawayの BigBertha 2002 というアイアンセットの
カーボンシャフトのＲ、#3〜#10＋Wの９本組を６年ほど使ってました。
　
高弾道で良く止まるし扱いやすかったんですが
いかんせん、ロフト角が寝ていて、ぜんぜん飛距離が出なかったので
思い切って、いまどきのストロングロフトの良く飛ぶのに買い換えてみました。
　
いまどきのと言っても、生産が終わったモデルの中古です・・　(^^;)／
ヤフー・オークションで、良さげなのが、お値打ちに出品されていたんです。
定価が１３万円ほどしていた６本組で、あまり使っていない良い状態なのを
３万円弱で入手できたので、とても気を良くしてます。
　
いままで使ってたのと比べると、ほんとに良く飛びます。
番手が１つ半くらい違いますので、慣れるのに少し時間がかかりそうですが
とにかく、コースに出るのが楽しみです・・♪

ＵＳオープン

　
膝に痛みを抱えるタイガー・ウッズと
無名の４５歳、ロッコ・メディエートの歴史に残る名勝負でした。
　
日曜日の決勝ラウンドの最終ホールで
ミスショットを連発して、ほとんどダメかと思われたタイガーが
スーパーショットとスーパーパットを連発して追いついて
月曜日の１８ホールのプレイオフに持ち込みます。
　
プレーオフも一進一退の好勝負が続きました。
何度もチャンスに恵まれながら、決められないメディエート・・
何度もピンチに陥りながらも、スーパーショットで切り抜けるタイガー・・
　
そして、また、最終ホールで奇跡を起こしたタイガーが追いついて
サドンデス勝負になります。
　
勝負は１ホール目であっけなく付きました。
メディエートはミスショットを連発して自滅してしまいました。
　
だけど、本当に素晴らしい、技と技、精神力と精神力
そして、様々な駆け引き、すべてを出し切った闘いでした・・♪
　

リシャフト

　
ゴルフのドライバーのシャフトを交換しました。
最近、ゴルフクラブのシャフトを作り始めた三菱レーヨンの
"Diamana"というブランドの、 "Bassara"という一般のユーザー向けの
軽量で扱いやすいシリーズの新作で、俗に「赤バサラ」と呼ばれているものです。
　
ゴルフのシャフトは、一本の細い棒に見えますが
カーボンファイバーや、ボロンや、ケプラーなどの素材を複雑に組み合わせて
しなり方や重さに微妙なバリエーションを持たしてあります。
　
いままで使ってた "Six"は、根本と先がしなるタイプでした。
計測してもらってわかったんですけど、僕は当てるタイミングが下手なので
先がしなる先調子のシャフトだと、クラブのヘッドが暴れてしまって
ちゃんと当てられなかったみたいです。
　
交換した「赤バサラ」は、シャフトの中ほどがしなるタイプで先は暴れません。
そして、数年の間に進化したカーボン繊維の織り方などの技術革新から
よりしなやかで反発力の強いものになっていました。
　

股関節打法

　
日曜日はゴルフでした・・♪
こないだホールインワンされたお客さんの記念コンペでした。
　
最近、いまいち調子が悪くて悩んでたんですけど
１ヶ月ほど前に、ＴＶのレッスン番組で女子の諸見里プロが
股関節の使い方を、わかりやすく説明していたのを、偶然に見て
実践してみたら、飛距離が１５ｙほど伸びて、方向性も安定しました。
　
スコアにも反映されたので、とても満足できたんですけど
今朝、起きて歩いたら、左の（レフティ）股関節が痛くて痛くて
カクカク歩いてました・・　(><)／

？？？なゴルフ場

　
土曜日は朝から先輩達とゴルフでした。
三重県多度町の、東建多度カントリークラブにいってきました。
めちゃめちゃ品が悪いゴルフ場でした・・(^^;)／

バブル期に岐阜のゼネコンが開業したところなんですけど
崩壊後、そのゼネコンの倒産とともに売りに出されていたのを
東建コーポレーションが買い取って営業しています。
　
ゴルフ好きで有名な社長さんで、男子のプロトーナメントの
スポンサーも長年やってらっしゃるんですけど、購入できた事が
よっぽど嬉しかったのか、あっちもこっちも手を入れ続けて滅茶苦茶・・
　
なかなか素敵な景観のコースだったのに
温泉を掘って、ホテルとバンガローも造って、ビヤガーデンも造って
あちこちにある池には、ヨットやらクルーザーを、これでもかと並べて
ヘリポートを造って、格納庫も造って、大型のヘリも見えるようにして
クラブハウスから見える景色には、レーザー電飾をいっぱい飾りたてて
目眩がしそうな景色になってしまいました・・　(^^;)／
　
キャディさんの話では、最近は、第一秘書という肩書きの愛人と２人で
ゴルフ場に住み込んで暮らしてらっしゃるんだそうです。
僕らがラウンドしてた時も、突然。ジープに乗ってやってきて
コースを見て、なにか考えてらっしゃいました。
　
ついでですが、このコース、めちゃくちゃ臭いんです。
すぐ近くに堆肥工場ができたそうで、鼻が曲がりそうな発酵臭がします。
プレイに集中できません・・(^^;)／

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